【書籍紹介】Daniel Stelter - Coronomics

コロナ ― 現在この言葉を聞かない日は1日たりともありません。感染の第1波がどうやら終息したらしい欧州や日本(?)、感染者が増え続けているアメリカやブラジルなど、感染状況だけでもかなりのニュースになっています。

けれども、コロナ対策の一環として実施されたロックダウンや自粛要請、テレワークなどによる経済的影響は、感染自体よりも人々の心を揺さぶっているのではないでしょうか。

コロナによってもたらされた経済状況「コロノミクス Coronomics」を描写し、いかにこの危機から脱するか提言をする本が5月15日に発行されました。これが、今回ご紹介する、Daniel Stelter経済博士の「Coronomics – Nach dem Corona-Schock: Neustart aus der Krise(コロノミクス コロナショックのその後 ― 危機からの再出発)」(Campus)です。アマゾンのリンクはこちら


内容

目次は大きく分けて以下の通りです。

· Coronomics(コロノミクス)

· Künstliches Koma für die Wirtschaft(経済の人工的昏睡状態)

· Neustart der Finanzordnung(金融体制の再出発)

· Coronomics für Deutschland(ドイツにおけるコロノミクス)


本書の問題提起:

· wieso wir die Wirtschaft in ein künstliches Koma versetzen sollten(なぜ経済を一種の人工的昏睡状態にすべきなのか)

· weshalb wir uns vermutlich von der schwarzen Null verabschieden werden(なぜ黒字のゼロ(注: 財政収支がプラスマイナスゼロであること)におそらく別れを告げることになるか)

· warum die Gemeinschaftswährung Euro nicht krisensicher ist(なぜ共通通貨が危機に耐え得ないのか)

Zusammenfassung まとめ

Die deutsche und die weltweite Wirtschaft waren schon vor der Coronakrise schwer angeschlagen. Einer der Hauptgründe dafür war, dass übermäßig viele Kredite aufgenommen wurden. Die Coronakrise bringt dieses System ins Wackeln. Wenn Deutschland eine schwere Wirtschaftskrise verhindern will, muss der Staat schnell und entschlossen handeln, um Konsum und Produktion wieder anzukurbeln. Der Euro sowie die Europäische Union müssen reformiert werden. Die finanziellen Mittel, um die Krise zu bewältigen, sollten durch Monetarisierung bereitgestellt werden. (Blinkist)

ドイツ経済も世界経済もコロナ危機以前からすでにダメージを受けていた。その最たる理由は、過剰な借り入れだ。コロナ危機はこのシステムを揺るがす。ドイツが深刻な経済危機を回避するには、消費と生産活動を促進するために、国が迅速かつ思い切った措置を講じる必要がある。ユーロおよび欧州連合は、改革の必要がある。危機を乗り越えるための資金はマネタイゼーションによって調達すべきだ。(出典: まとめアプリ Blinkist



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