現在新型コロナウイルス感染拡大第二波の只中にあるドイツですが、昨春の第一波ではイタリアやスペインなどに比べて比較的死者数も少なく乗り越えられたことで話題にもなりましたね。それが実は偶然の幸運によるところが大きいことを、災害対策や住民保護政策の歴史的背景や保健局の装備実態、RKIの判断ミス、それによるシュパーン保健相の油断、ドイツの地方分権の功罪などを交えて示すのが、ドイツ誌『シュピーゲル』の編集者 Christoph Hickmann、Martin Knobbe、Veit Medick によるレポルタージュ『Lockdown: Wie Deutschland in der Coronakrise knapp der Katastrophe entkam(ロックダウン:コロナ危機においてドイツはいかにして惨劇を危機一髪で免れたか)』です。
ドイツ語を、今最もホットなテーマで学ぶよい教材なのではないかと思います。
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