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Denk ich an Deutschland in der Nacht

更新日:2020年1月14日



Denk ich an Deutschland in der Nacht, 夜にドイツを思えば Dann bin ich um den Schlaf gebracht, 眠れなくなる Ich kann nicht mehr die Augen schließen, もう目を閉じることはできず Und meine heißen Tränen fließen. 熱い涙が流れる。

このハインリヒ・ハイネの4行連(Vierzeiler)10連(Strophen)から成る詩「Nachdenken(物思い)」は、本来は故郷ドイツに残る母親を思って書かかれた郷愁の詩なのですが、よく引用される最初の2行は、特に国政を嘆く、政治や一般的国の状況に対する不満を表す場合に使われます。どちらかというと怒りに駆られて眠れないイメージです。


後に続く涙云々が一緒に引用されていれば嘆き悲しむイメージの方が強く、また本来のハイネの詩の意味を知っているという教養を見せることができますが、それはそれで嫌味かも?😅


Nacht-gebracht、schließen-fließenと脚韻を踏む典型的なAABBタイプの4行連です。

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