【ドイツ語レッスン】統計を読む~東西ドイツの所得格差(2019)

最終更新: 2020年9月21日

今回のテーマは東西ドイツの所得格差に関する最新の統計(2019)についてです。出典は、ドイツ連邦統計局のサイト Statistaです。


まずは初級者向けに数字の動きを表す簡単なドイツ語表現をご紹介し、その簡単な語彙を使ってグラフの説明をする独作文の例を示します。

その後に、初級レベルは抜け出しているドイツ語学習者向けに、Statistaにある説明の原文をご紹介し、簡単に解説します。


数字の動きを表す簡単なドイツ語表現

「数値が上昇する・増加する」を表す動詞は、steigen, zunehmen が一般的です。

「数値が下降する・下落する・減少する」を表す動詞としては、sinken, abnehmen が先にあげた動詞の反意語として挙げられます。


数値の動きの起点・着地点および差分を表すには次の前置詞を使います。

von ~から(起点)

auf ~に(着地点)

um ~(分)増加・減少して(差分・デルタを表す)


最後の前置詞 um が単独ではやや説明しづらいのですが、次の基本例文を見て、全体として理解してください。


Die Mitgliederzahl ist um 30 von 100 auf 130 (von 100 um 30 auf 130) gestiegen.

メンバー数は30人増加して、100人から130人になった。


Der Aktienkurs ist um 2% von 100 auf 98 EUR gesunken.

株価は2%減少し、100ユーロから98ユーロになった。


um ~は、ただの差分である場合は最初、または起点の後に来ることができます。パーセンテージを表す場合は、最初に来るのが一般的です。いずれの場合でも、着地点の後に来ることはまずありません。


数字の動きの報告で覚えておいた方がいい表現はあと2種類あります。

  1. 「~は(数値)である」という場合、sein よりも、(数値)betragen という動詞を使うことが多いです。bei(数値)liegen という表現も頻繁に使われます。

  2. 「変化がない」ことを表す表現には、gleich bleiben, unverändert bleiben(または sein)があります。


東西ドイツの所得格差最新統計を簡単なドイツ語で説明

いよいよ本物の統計データの登場です。下が東西ドイツの平均月収(総支給額)の1996~2019年の間の変化を表したものです。

まずはご自分で上のドイツ語表現を使って説明できるかどうか試してみてください。