【学問の自由】シュタインマイヤー独大統領ボン大学創立200周年記念式典式辞を原文で読もう(12)

最終更新: 1月16日


話題はボン大学の歴史から大学のあり方についてに移ります。

【原文】

Der Weg zur Demokratie war für diese Universität wie auch für unser Land lang und beschwerlich, geleitet von eigenen geistigen Traditionen und politischen Aufbrüchen, aber doch erst nach dem Sieg der Alliierten über Hitlerdeutschland durch Zwang und Besatzung vollendet. Für die Uni Bonn blieb die angelsächsische Partnerschaft übrigens prägend – immerhin besteht aus jener Zeit bis heute eine lebendige Verbindung mit der Oxford University.

Wenn wir heute aber auf diese vergangenen 200 Jahre, auf diesen krummen Weg zur Demokratie und all seine Abwege schauen, dann bleibt die Frage: Was sollen Universitäten eigentlich heute leisten? Was dürfen wir von ihnen erwarten? Und was wünschen wir uns?

Wenn ich mir selbst etwas wünschen dürfte, dann wäre es das: Dass die Universität bei allem Fokus auf die Wissenschaft immer auch das eine ist – ein Ort der Demokratie.


【解説】

Der Weg zur Demokratie war ... vollendet 非常に長い文ですが、すべて主語「民主主義への道」に対する述語です。

das eine ist – ein Ort der Demokratie 「一つのもの、つまり民主主義の場」は、「民主主義の場であること、これに限る」のように訳すと日本語らしくなると思います。


【翻訳】

民主主義への道のりは、ボン大学にとっても、我が国にとっても、長く苦しいもので、自身の精神的な伝統を伴い数回の政治的決起があったものの、最終的に連合国がヒトラー・ドイツに勝利し、強制と占領によって民主主義国家樹立を完成することになったのです。ちなみに、ボン大学には、イギリスとのパートナーシップが大きな影響を与え続けました。何はともあれ、当時から今日に至るまで、オックスフォード大学との活発な交流が続いています。

今日、私たちがこうした過去200年を、この曲がりくねった民主主義への道のりとあらゆる寄り道を振り返るとき、次のような疑問が残ります。そもそも、大学は今日何を為すべきなのか?私たちは大学に何を期待していいのか?そして、私たちは何を望んでいるのか?

もし私自身が何かを望んでもよいのでしたら、大学が、学問に注力するにしても、常に民主主義の場であること、これに限ります。











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