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【書籍紹介】ティムとヤンのドイツ語講座

更新日:2021年9月4日

Martin Fritz(在日ドイツ人ジャーナリスト)と赤坂桃子(上智大学文学部ドイツ文学科および慶應義塾大学文学部卒。翻訳家)両氏の『ティムとヤンのドイツ語講座』は、ドイツ語の基礎力はすでにあり、ドイツ語の表現力を高めたいという方にお勧めしたい1冊です。


ウェブサイト「デアディダスderdiedas」に掲載された同名のドイツ語ミニ講座を元に、大幅に加筆した書籍版です。よく使う慣用表現を180選び、その表現の成り立ちや意味を解説しています。ティムとヤンの対話は各ページに配されたQRコードを読み取れば、すぐに視聴できようになっています。動画では2人の表情やジェスチャーも見ながら、生きたドイツ語を体験できます。


ネイティブ速度の2人の対話を聞き取りのトレーニングに利用することも可能ですが、ティムとヤンの発音はとてもきれいで丁寧です。つまり、これを聞き取れても、本物の容赦のないネイティブ同士の普段の会話は残念ながらまずほとんど聞き取れません。また、会話というのは本来ピンポンで延々と続くもので、動画の対話のようにすぐに終わることはあまりありません。現実にそういう会話についていけて、さらに発言もできるようになるまでにはかなり頑張らないといけませんね。


 

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